広告を出そうと決めたら、どういう情報を出すか以上に、それをどういうデザインに落とし込むかが非常に大事になってきます。日常で何気なく目にする広告ですが、自分の経験を振り返ってみても目に付いた広告とそうではない広告というものがあったのではないでしょうか。広告においては、掲載先ももちろん大切なのですが、そこにどういうクリエイティブを載せるかも大事になってくるのです。
自社にデザイナーがいれば話は別ですが、大体、広告を制作する際にデザインを依頼できるのは次の3つになります。
①印刷会社
紙系の媒体の中でも、チラシやDMなどが中心になります。チラシやDMなどはインターネットで印刷発注を請け負うのが今や常識です。限られたエリアマーケティングであれば有効な手段ではありますが、簡単もしくは単純なデザインしかできません。文字だけでの構成なんてことも珍しくはありません。
②広告代理店
基本的には、広告プランニングをお願いしたついでに広告クリエイティブ案を持ち込むことがほとんどです。デザイン単体で受けるというよりは、出稿を前提としたクリエイティブデザインであることが普通ですが、実際の製作は下請けに任せることが多かったりもします。ただし、予算規模が小さい場合はプランニングと広告枠の押さえしか動かず、クリエイティブは顧客にゆだねる場合も少なくはありません。
③広告デザイン会社
いわゆる制作会社という所です。紙からWEBまでゼロベースでデザインから制作物までを作り上げます。
制作単体で考えるなら③の広告デザイン会社が一番融通も利いてコスパもいいでしょう。選ぶポイントとしては会社規模と実績でしょうか。最近では、個人なのか会社なのかよく分からない広告デザイン会社が増えています。スキルさえあればできなくもない仕事なので十分にあり得る話ですが、個人の場合、スキルがよく分からない場合もあります。また、経験してる対応媒体が限られていることもあり、こちらのような会社規模も実績も十分な老舗の広告デザイン制作会社に依頼するのがよろしいかと思います。