近年さまざまな広告媒体が増えてきましたが、実際に広告を行いたいと思った時どうやって出稿をするのだろうと疑問に思ったことはありませんか?
広告は、自社で直接取引をすることも可能ですが、広告のプロ代理店に依頼することでより良い広告の打ち出し方を提案してもらえるかもしれません。
今回は、広告代理店の選び方と付き合い方についてご紹介します。
広告代理店ってどんな仕事?
広告代理店の仕事は、「さまざまなメディアの掲載枠をクライアントに紹介し、掲載の手数料で収益を立てる」企業形態をしています。
雑誌や新聞、SNSなどの広告を扱う代理店が掲載する広告デザインの制作を同時に請け負うことや、WEB広告の運用をまとめて請け負うこともあります。
広告の提案から成果につなげることが仕事の基本となっています。
▼広告出稿はどこに依頼するのか?
広告の出稿方法は、広告代理店に依頼・自社で担当者を作り出稿(インハウス)・フリーランスに依頼の3つに分けることができます。それぞれどのようなものか説明します。
- 広告代理店に依頼
広告代理店にもそれぞれ得意分野があります。どの広告代理店を選ぶかは、依頼したい業務内容や得意分野を見極めて判断すると良いでしょう。また、広告代理店にも規模があり、自社にとってどこに任せると良い成果が得られるかを見極めることが必要です。 - インハウスで運用
自社に担当者を作り運用を行うことをインハウスと言います。代理店を挟まないので手数料の支払いはなく、社内のその他の施策とも連携を行いやすいのはメリットです。しかし、担当者のスキルや知識に成果が左右される点や、担当者以外は対応ができなくなってしまうなどのデメリットもあります。 - フリーランスに依頼
最近では、広告運用の専任として採用をするのではなく、フリーランスで請け負っている人に業務を委託し、運用を依頼する方法もあります。一定のスキルをもった人材を確保することができるので、インハウスよりも個人のスキルに左右されません。
▼広告代理店を選ぶポイントは?
広告代理店を選ぶ際、次のポイントを意識して検討をしましょう。
- 担当者との相性
担当者との相性は、最も重要なポイントです。
広告代理店は、自社の広告の運用を変わりに請け負ってくれるだけでなく、一緒に施策を考えるパートナーです。上手くコミュニケーションの取れない相手を頼ることは難しいので担当者との相性は、しっかり見極めましょう。 - 契約期間と途中解約について
案件ごとに契約期間を定め終了まで継続することが前提ですが、案件中期待を大きく下回る、成果がまったくでない場合途中解約が可能なのかも確認しましょう - レポートの提出と定例会の頻度
定例会とレポートの共有は、次の課題や解決策を考える重要な場なため月に1回〜2回ほどの実施が望ましいです。また、管理画面の共有が可能なのかも合わせて確認をお願いしましょう。
こんな依頼は危険?代理店との付き合い方
広告代理店との付き合い方で広告運用をすべて代理店任せにしてしまうのは、NGです。
広告代理店は運用のプロではありますが、客先の製品のプロではありません。
マーケティングをする上で重要なのは戦略ですが、広告はそのうちの1つの手段にすぎません。広告運用の提案は得意としていますが、専門性が求められる戦略作りは、やはり自社の商品を詳しく知っている担当者の方が適任です。
広告代理店にすべてを任せるのではなく、利益を向上させるために、「どのようなプロモーションが適任なのか」「どのように組み合わせることが良いのか」を担当者と代理店ですり合わせ、共に考えられる関係が良い付き合い方と言えます。
理想の代理店とは…
極論を言うと、どこかに依頼すれば、担当者がいれば広告の実施は可能です。
しかし、より効果的ないい広告を行うには、同じ目線で考えられる担当者がいることがなによりも強みになります。
広告代理店のなかには、 https://www.saylor.co.jp/company/tokyo.htmlのように依頼された広告の手配を行うだけでなく、その広告がクライアントにとって最良の広告戦略なのかを消費者目線で考え、共に広告戦略を考えることを強みとした広告代理店もあります。
広告出稿に不慣れな場合は、目的に対して同じ目線で考えられる担当者がいる代理店だと安心して相談することができますね。
自社にとってどんな方法が最適かを見極め、より良い広告戦略を考えるために代理店選びは慎重に行いましょう。