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HAMA-JIN interview 6
up date 2006年6月
内容は発行当時のものです。
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西谷 拓也さん

<プロフィール>
1986年3月13日生まれ、横浜市旭区出身。1998年12歳でレーシングカートを始める。1998年以降、数々のレースに参戦。2003年U-18でFJ1600に乗る。2003年FTRS10勝、韓国F4などでフォーミュラーレース参戦準備。2004年18歳になり、普通自動車免許取得。2005年Asian Formula Renault Challenge参戦(シリーズランキング35台中5位)

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西谷拓也さん interview


「体感速度300キロ 今では怖さよりも楽しさですね」


12歳で世界最高峰のF1を目標にした青年がいる。エンジン音やスピード、そしてドライビングテクニック…。テレビで見るだけではわからないモータースポーツの世界で、どんな想いでステアリングを握るのか。
そこで、今回は横浜出身で、中国のチーム「Champ Motorsport」のファーストドライバー西谷拓也さんにインタビューしました。



横浜生まれ、横浜育ちのハマっ子の西谷さん。幼いころは、部屋でゲームをやるよりも、みんなでワイワイと外で遊ぶことが好きだったとか。

遊園地のゴーカートが大好きで、父に「遊園地のゴーカートに乗りたい!」と言って、いつも乗っていました(笑)そんな僕を見て、父があざみ野にカートショップがあるということを調べてきて、一緒に行ってみたんです。それがレーシングカートとの出会い。 

レーシングカートを始めたのは12歳のとき。どんな乗り物かと言うとレーシングカートとは、遊園地にあるゴーカートが120〜130キロのスピードで走るというイメージをしてもらうと分かりやすいと思います。レーシングカートは高さが低いので、体感速度が300キロくらいになるんですよ。さすがに、最初のうちは怖かったですけど、練習を重ねて慣れていくうちに全然怖くなくなり、今では楽しさを感じるようになりました。

学生時代もレーシングカート一筋。レースに参戦するごとに上を目指していきたいという気持ちが芽生えていった。

中学時代は、学校が休みの日に乗ったり、大井松田カートランドというところのローカルレースに参戦しました。

その頃から上に行きたいと思い始めて、関東地方選手権や全日本選手権に参戦しました。学生時代も机の前に座って勉強というより、スポーツの方が好きだったので向いていたのかもしれません。16歳から17歳になるころにU-18(18歳未満フォーミュラスクール)オーディションを受けて合格しました。

普通自動車の免許もまだ持っていない年齢だったので、そこで基本操作の練習をして。その後レーシングスクール「ウィンズ」のドライバーズオーディションを受けて、最優秀Aで受かったんです。

レーシングカートには、ギアがあるものとないものがあります。全日本に出る車は、ギアが付いていないエンジンとステアリング、アクセル、ブレーキだけのものでした。レーシングカートは、右足でアクセル踏んで、左足でブレーキを踏むので、最初は普通乗用車のブレーキを右足で踏むというのが、よく分からなかったんですよ。いつものクセで左足でブレーキ踏んでしまって、その後クラッチがどうやって切ればいいのだ〜なんてこともありました(笑)

フォーミュラールノーとは、タイヤがむき出しになっている「オープンホイール」のモータースポーツ。2005年にフォーミュラールノーアジア選手権に参戦。

「アジアでレベルの高いやつがいるのなら、俺が戦ってやろうじゃないか」という気持ちで臨みました。今思うと若かったんでしょうね(笑)

でも、ここでデカイことをやってやろうと言う気持ちはありましたね。昨年は35台中5位という成績で、自分でもそこそこの結果だとは思っています。でも、マカオの最終戦まで3位とか4位にいたのに、最後にミスっちゃって5位に下がったんです。だから悔しいランキングになってしまいました。今年はシリーズランキングの3位 にいるので、チャンピオン争いが出来るポジション。今年は狙ってやろうと思っています!

普通の生活では想像できないほどのスピード。そんな危険なスポーツに挑む西谷さんにとってレースの魅力はなんでしょうか。

やっぱり恐怖ですね。スピード感もあるし1歩間違えるとスピンもします。

でもそれをやらないと僕らはタイムを出せない。そのギリギリのところがあるから気合いも入る。失敗した時はとても悔しいけど、やっぱり成功したときはすごく嬉しいんですよね。 

僕の参戦しているフォーミュラールノーだと、ヨーロッパのチャンピオンや若いドライバーがいて、今年はとってもレベルの高い年なんです。誰が1位を獲るか本当に分からない。みんな真剣だし、熱いんです。もしアジア選手権を見る機会があったら、ぜひ西谷拓也を応援しながら見てください(笑)日本でのTV放送とかはあまり無いと思いますが、現地で見る機会があればエンジン音やスピードが体感できるので、迫力あるレースが楽しめると思います。

最後に自分にキャッチコピーを付けてみてください。またファンのみなさまに一言。

「頑張れオレ」かな(笑) みんなのバックアップがあってこそのドライバーなんですけど、やっぱり最終的に頑張るのは僕自身なので。2010年には、F1で年間タイトルを獲得して世界チャンピオンになりたいと思っています!

 数年後TVや新聞などでF1の表彰台に立っている西谷拓也さんの姿を見ることができるかもしれませんね。

<F1とは・・・>

F1の「F」とはFormulaの頭文字「F」で、サイズ・重量・エンジン排気量 などによる規定に沿ったレーシングカーのクラス分けのこと。F1の「1」は、その規定に沿った レースの最高峰を意味するもので、二つを組み合わせてフォーミュラーワン(F1)という名称が付けられています。



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